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概要 金津園の夜景
岐阜駅南口から西へ、徒歩で3分程度。
歴史
1888年、稲葉郡上加納村字金津に開かれた、金津遊郭が始まりである。後に柳ヶ瀬の西柳ヶ瀬に移転する(当時58軒あったという)。太平洋戦争時、この地に軍需工場を建設するため岐阜市東中島付近に強制移転される。整然とした地割上に急造されたが、バラック造りの風情がないものだったという。戦後ここは、手力特殊喫茶街と呼ばれるようになる。
1950年(昭和25年)10月15日、当時の国鉄岐阜駅南口の紡績工場跡地に一斉移転。この時業者は60軒あり、場所取りはくじ引きの上決められたという。この時1軒あたりの広さは63坪にきっちりとわけられた(現在も各店の敷地面積がほぼ同じなのはこの名残)。その後赤線地帯を経て、ソープ街になったものである(東京の吉原などと同様)。一方で周囲は、普通の住宅地になっている。
市道水野町線
岐阜駅南口周辺の混雑を解消する目的で、忠節橋通りを南へ延長する形で加納水野町1丁目交差点から金津園中央部を縦断する水野町線[1]の計画があり、計画継続中である。当初予定では2007年完了予定だったが[2]、移転補償の問題もあって2009年現在完了の見通しは立っていない。
ソープランドは、湯船のある部屋(浴室)で女性従業員(コンパニオン、ソープランド嬢、ソープ嬢、泡姫、などと呼ばれる)が、男性客に対し性的なサービスを行う風俗店である。風俗店の中でも実際に性行為まで行うため「風俗の王様」と称され、「ソープ」、「特殊浴場」、「泡の国」などとも呼ばれる。 日本独特の営業形態であるが、やや形を変えた同様の業態が外国にも見られる。
平成21年度(2009年)版警察白書によるとソープランド等の届出店は2008年時点では1249店ある。
歴史
ソープランドは、後述するように1980年代になってからの名称で、以前は「トルコ風呂」(しばしば略して「トルコ」)と呼ばれていた。
古くは、1932年に発表された小説 『上海』 (横光利一) に、「トルコ風呂」についての記述がある。女性がマッサージをする蒸し風呂が当時の上海にあり、日本でも知られていた。もともと中東地域の伝統的な公衆浴場(ハマム)は蒸し風呂(スチーム・サウナ)で、中では垢すりのサービスが行われていたので、これが20世紀初頭まで中東随一の大国であったトルコの名前で日本に紹介されたものとみられる(もっとも、中東では男性客には男性、女性客には女性の垢すり師がつくのが原則である)。
日本で初めて「トルコ風呂」と呼ばれる個室浴場の店舗が誕生したのは、広岡敬一の著作によると、1951年4月1日、東京都東銀座に開店した東京温泉とされており、長らくこれが「定説」として流布していた。経営者は現代史の怪人とも呼ばれる許斐氏利で、射撃の日本代表選手として海外渡航した際にスチーム・サウナに感動し日本初の「トルコ風呂」を開業したという。これはサウナ施設がメインで、女性(ミストルコ)がマッサージサービスを行うものであった。無論、女性は着衣であり、性的なサービスも厳禁とされていた。
しかし、松沢呉一の新たな調査によると、戦前から「トルコ風呂」と呼ばれる店舗は存在しており、ある程度の性的なサービスも行われていたと推測されるという[1]。
性風俗の過激化
週刊現代のトルコ風呂専従記者であった広岡敬一によれば、以下のように述べられている。
1953年:都内20店、全国70店に拡大。 手を使って男性器をマッサージし、快楽に導く「スペシャルサービス」(おスペ)が売り物になりミス・トルコの呼び名も広がっていく(トルコ嬢の名は、本番サービスが主流になって以降)。 当時は「体を売らない」という信条もあり指技以外の行為を求められることは恥とする気風があったとされる。
1958年:売春防止法が施行。 赤線廃止にともない赤線女性のトルコ風呂流入。 同年は、都内33店、全国は100店を超える。
1960年:さらに全国的に店舗が増加。都内67店、全国167店舗。 ただし関西方面では、旧赤線を引継いだ蒲団売春が残っていたため増加傾向やサービスの過激化は、関東が主流となる。
1966年:トルコ風呂が風俗営業法の適用を受ける。またこの年初めて正確な調査が行われた。全国706店(うち東京都208店、神奈川県54店、千葉28店、北海道25店、福島県7店、岐阜30店、福岡18店)という結果であった。
1969年:川崎堀之内に開店した川崎城に勤めていた濱田を名乗る女性が「泡踊り」と呼ばれるサービスを考案。
1970年:週刊大衆、アサヒ芸能、週刊現代の順にトルコ風呂に関する記事が大きく展開されていく。
改名問題
「トルコ風呂」が性風俗店の名称として大衆化されるとともに、主に日本に在住・滞在するトルコ共和国出身者の間で、日本の性風俗店に自国の名称が使われていることに対する反発がつのっていたが、1984年、日本(東京大学)で地震学を学んでいたトルコ人留学生ヌスレット・サンジャクリが当時の厚生省に名称変更を訴え出たことが発端となり、この問題は広く公になった。そこで、「東京都特殊浴場協会」が「トルコ風呂」に代わる名称を公募して、1984年12月19日、「ソープランド」と改称した(「トルコ風呂」名称問題も参照)。なお、当時ヌスレット・サンジャクリがトルコ風呂の名称問題で相談していたのは小池百合子で、そのことを1985年4月11日毎日新聞夕刊で認めている。
法律上の位置づけ
風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風適法)に定める店舗型性風俗特殊営業である。 風適法第2条第6項1号では「浴場業(公衆浴場法 (昭和二十三年法律第百三十九号)第一条第一項 に規定する公衆浴場を業として経営することをいう。)の施設として個室を設け、当該個室において異性の客に接触する役務を提供する営業」と定義されており、公衆浴場としての条件も満たす必要がある。そのため保健所の検査も行われる。風俗営業のため18歳未満は立ち入り禁止である(風適法第18条)。
かつては「個室付き特殊浴場」と呼ばれた。特殊とは特別なサービスを行うという意味ではなく、かつての公衆浴場法において銭湯など=普通浴場に対して「サウナ=特殊浴場」と規定されていた。「トルコ風呂」は個室サウナという位置づけで、個室には必ずサウナ施設が付けられていた。現在は公衆浴場法が改正され、特殊浴場という規定はなくなっている。
売春防止法 [編集]
合法的な性風俗営業店(ファッションヘルス)においては、一般に性交(本番行為)が規制され、性交の類似行為(フェラチオや手コキ、素股などによって射精に導く行為)までしか行わないのに対し、ほとんどのソープランドでは性交(本番行為)が行なわれている。
売春防止法では単純売春に対する罰則はなく、客とソープ嬢を摘発することはできないが、経営者側がサービスを行う女性に対し性交を義務付け、そのための場所を提供したり、その勤務を管理したりすることは管理売春にあたり売春防止法に違反する。入浴料とサービス料を別としたり、ローションや避妊具などの管理を女性の裁量に任せているのも、管理売春でないことを明確にするためである。実際、女性の自由意志で外出ができない状況が常態化していることが物証や証言により確認できた場合に、勤務中(つまり管理売春)とみなされるという過去の判例が複数存在する[2][3][4]。
ちなみに売防法3条に単純売春に対する罰則規定が存在しない背景については、当時の国会の売防法案の審議の議事録によると次のようである。(参議院法務委員会 昭和31年5月15日 政府委員・長戸寛美発言等)
「立証が極度に困難であり、かつ、徹底的な立証をしようとすれば人権侵害の非難さえ生じ得る」こと
勧誘(第5条)や売春を助長する行為(第6条~策15条)を処罰することなどで目的を達しようとするものであること
現況
ほとんどのソープランドで半ば公然と売春が行われていることは広く知られているが、その割に摘発を受けることは少ない。その理由については、次のような見方もある。
売春を完全に防止することは難しく、ソープランドを徹底して取り締まった場合、他の性風俗店の違法営業や路上での売春斡旋の増加、暴力団の介入、ボッタクリ詐欺によるトラブルなどが懸念され、また性病については、実態の把握がさらに難しくなることが考えられる。その他性的はけ口がなくなった者の性犯罪の増加も懸念されるところであり、徹底した取締りが行われない理由は、法的限界だけでなく警察がこのような理由から黙認しているためとも言われている。[要出典]
このように法律に抵触する可能性が濃いソープランドだが、売春の強要がなく、性病の管理が徹底している場合は客・ソープ嬢ともに実害はなく(被害者なき犯罪)、また多額の利益を上げるソープランドの密集地域では、税収で町を潤わせているといった側面もある。
現在ではソープランドの新規出店が一部地域を除き規制されているため店舗数は減少に向かう方向にある。一部地域を除き未成年の雇用に関しては警察の指導による店の自主規制があり雇用されない、所轄警察署が就労する女性の身分証明や従業員名簿を提出することを指導しており、保健所の立ち入り検査による店舗内の衛生状況の検査や指導なども行われている。
新規出店が規制されているソープランドは、息の長い高収益営業を目指しており、特に保健所の指導による性感染症の検査も積極的に行っている。また近年は収益の向上のためソープ経験者の女性を経営に参画させる店舗も見受けられる。
立地
吉原ソープ街(2009年)
日本
日本国内にはソープランドが集中している区域、いわゆるソープ街がいくつか見られる。この中には、かつて公認の売春地域、いわゆる赤線地域に由来するものがあるが、かつての赤線経営者がそのまま営業を続ける事例は少ないようである。集中する理由としては、周囲に風俗営業が多いと業者も進出しやすいこと、及びソープランドの新規開業が一定の指定区域(しばしば旧赤線地域が指定された)内に限定されていたことによる。
現在は各地方自治体の条例等によりほとんどの地域で新規出店は出来ない。このため事実上廃業した業者の名義の売買が行われている。原則的に新規出店等による建替えは認められないが、改修は可能である。
ソープランド街 [編集]
代表的なソープランド街を示す。ただし、ソープランド街そのものの地名となっていない場合があり(すすきの、西川口、栄町、池袋、歌舞伎町など)、その場合は町の一角にソープランド街が存在するものである。またこの他にも、ソープランドが孤立して存在するところもある。
北海道
札幌・すすきの
東北
仙台・国分町
秋田・川反
いわき
小名浜(上町および中坪界隈)
関東
川崎堀之内ソープ街
水戸・天王町
土浦・桜町二丁目
宇都宮・江野町
さいたま市
大宮北銀座(宮町)
川口・西川口
東京
吉原(台東区千束)
池袋
歌舞伎町
千葉・栄町
川崎
堀之内
南町
横浜・福富町
中部
新潟・昭和新道(古町)
片山津温泉
山中温泉
甲府・中央
岐阜(加納)・金津園
名古屋・大門
近畿
福原柳筋入口
大津・雄琴温泉
神戸・福原
和歌山・ぶらくり丁
中国地方
広島・薬研堀・弥生町
皆生温泉
下関市・竹崎町
四国
松山・道後
高松・城東町二丁目
九州
福岡・中洲
南新地(中洲一丁目)
春吉橋
北九州市小倉・船頭町
武雄・武雄温泉
嬉野・嬉野温泉
熊本・下通中央街
別府・元町
宮崎・上野町
宮崎・橘通西二丁目・三丁目
沖縄
那覇・辻
吉原、堀之内、金津園、福原などは以前は赤線地域であった。 また、西川口は警察などの活動により、平成20年ごろから性風俗産業全体が衰退している。
条例で定める日本国内のソープランド営業禁止地域 [編集]
各都道府県で定める「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例」により、ソープランド(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第2条第6項第1号に定める店舗型性風俗特殊営業)は、以下の地域で営業を禁止されている(2009年現在)。 ただし、同法第28条3項にあるように、下記地域での営業禁止は、条例の施行又は適用の際現に届出書を提出して店舗型性風俗特殊営業を営んでいる者の当該店舗型性風俗特殊営業については、適用しない。
都道府県内全域で完全に禁止されているところ
北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、神奈川県、新潟県、山梨県、岐阜県、愛知県、滋賀県、京都府(実質)、大阪府、兵庫県、奈良県、長崎県
都道府県内で禁止されているが、記述する地域で許可されているところ
茨城県
水戸市天王町・泉町三丁目の一部、土浦市桜町2丁目の一部以外と、日立市、古河市、石岡市、結城市、竜ケ崎市、下妻市、常総市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、笠間市、取手市、牛久市、つくば市、ひたちなか市、鹿嶋市、潮来市、守谷市、常陸大宮市、那珂市、筑西市、坂東市、稲敷市、かすみがうら市、桜川市、神栖市、行方市、鉾田市、つくばみらい市、小美玉市、東茨城郡、那珂郡、久慈郡、稲敷郡、結城郡、猿島郡、北相馬郡以外の地域
栃木県
宇都宮市江野町・池上町の一部と、足利市、小山市、栃木市、佐野市、鹿沼市、真岡市、大田原市、日光市、矢板市、那須塩原市、さくら市、那須烏山市、下野市、河内郡、上都賀郡、芳賀郡、下都賀郡、塩谷郡、那須郡以外の地域
群馬県
沼田市利根町根利字トザワ区域と、前橋市、高崎市、桐生市、伊勢崎市、太田市、館林市、渋川市、藤岡市、富岡市、安中市、みどり市、北群馬郡、多野郡、甘楽郡、吾妻郡、利根郡、佐波郡、邑楽郡以外の地域
埼玉県:さいたま市大宮区宮町、川口市西川口の一部
千葉県
千葉市中央区栄町の一部と、銚子市、市川市、船橋市、館山市、木更津市、松戸市、野田市、茂原市、成田市、佐倉市、東金市、旭市、習志野市、柏市、勝浦市、市原市、流山市、八千代市、我孫子市、鴨川市、鎌ケ谷市、君津市、富津市、浦安市、四街道市、袖ケ浦市、八街市、印西市、白井市、富里市、南房総市、匝瑳市、香取市、山武市、いすみ市、印旛郡、香取郡、山武郡、長生郡、夷隅郡、安房郡以外の地域
東京都:台東区千束4丁目16番~32番、41番~48番までの地域
富山県
南砺市の国道156号の両側の路端~700m以外の利賀村北原・長崎・大牧・下原・栃原・新山区域と、富山市、高岡市、魚津市、氷見市、滑川市、黒部市、砺波市、小矢部市、、射水市、中新川郡、下新川郡以外の地域
石川県
金沢市、小松市、七尾市、加賀市、羽咋市、輪島市、珠洲市、かほく市、白山市、能美市、能美郡、石川郡、河北郡、羽咋郡、鹿島郡、鳳珠郡以外の地域
福井県
福井市、敦賀市、小浜市、大野市、勝山市、鯖江市、あわら市、越前市、坂井市、吉田郡、今立郡、南条郡、丹生郡、三方郡、大飯郡、三方上中郡以外の地域
長野県
長野市大字鶴賀字腰巻・松本市大手2丁目の一部と、上田市、岡谷市、飯田市、諏訪市、須坂市、小諸市、伊那市、駒ケ根市、中野市、大町市、飯山市、茅野市、塩尻市、佐久市、千曲市、東御市、安曇野市、南佐久郡、北佐久郡、小県郡、諏訪郡、上伊那郡、下伊那郡、木曽郡、東筑摩郡、北安曇郡、埴科郡、上高井郡、下高井郡、上水内郡、下水内郡以外の地域
静岡県
熱海市渚町と、下田市、伊豆市、伊豆の国市、伊東市、三島市、沼津市、裾野市、御殿場市、富士市、富士宮市、静岡市、焼津市、藤枝市、島田市、牧之原市、御前崎市、菊川市、掛川市、袋井市、磐田市、浜松市、湖西市、賀茂郡、田方郡、駿東郡、富士郡、榛原郡、周智郡、浜名郡以外の地域
三重県
桑名市・いなべ市・四日市市のうち諏訪栄町8番・9番・12番・13番の街区、西新地4番・5番・6番の街区以外、津市大門街区の一部と、亀山市、鈴鹿市、松阪市、伊勢市、鳥羽市、志摩市、尾鷲市、熊野市、伊賀市、名張市、三重県内各郡以外の地域
和歌山県
和歌山市、海南市、橋本市、有田市、御坊市、田辺市、新宮市、紀の川市、岩出市、海草郡、伊都郡、有田郡、日高郡、西牟婁郡、東牟婁郡以外の地域
鳥取県
(1)米子市皆生温泉3丁目の区域のうち、市道皆生温泉20号線、市道皆生温泉13号線、市道皆生温泉11号線、市道皆生温泉14号線によって囲まれた区域
(2)東伯郡三朝町大字三朝の区域のうち、県道鳥取鹿野倉吉線、町道堂小路線、町道三朝砂原線、町道川岸線及び三徳川左岸によって囲まれた区域
島根県
島根県の区域のうち、松江市玉湯町玉造323番地の先、勾玉橋右岸側の下流端を中心として半径30m以内の区域
岡山県
岡山市、倉敷市、津山市、玉野市、笠岡市、井原市、総社市、高梁市、新見市、備前市、瀬戸内市、赤磐市、真庭市、美作市、浅口市、和気郡、都窪郡、浅口郡、小田郡、真庭郡、苫田郡、勝田郡、英田郡、久米郡、加賀郡以外の地域
広島県
広島市中区薬研堀一番街区、四番街区、五番街区、八番街区と弥生町三番街区、六番街区
山口県
下関市竹崎町2丁目、3丁目、4丁目の公安委員会規則で定めるもの
徳島県
徳島市栄町1丁目、鷹匠町1丁目
香川県
高松市城東町2丁目の市道東浜4号線・14号線・6号線・高松港線により囲まれた区域と、琴平町の町道北富士見町線・南新町線・栄町東裏通2号線、琴平町字川東250番6地先~琴平町字川東246番2地先までの町有地である道路、町道大宮新地川筋線により囲まれた区域
愛媛県
松山市道後多幸町のうち、県道六軒家石手線の各一側について幅20m以内の区域
高知県
高知市堺町(1番街区から9番街区までを除く)と与力町1番、8番、9番街区
福岡県
北九州市小倉北区船頭町3番と福岡市博多区中洲1丁目・2丁目
佐賀県
武雄市、嬉野市の一部
熊本県:熊本市中央街の4番・6番・8番・10番・11番
大分県
大分市、別府市元町・楠町の公安委員会規則で定める道路の側端から10m以内の区域と、中津市、日田市、佐伯市、臼杵市、津久見市、竹田市、豊後高田市、杵築市、宇佐市、豊後大野市、由布市、国東市、東国東郡、速見郡、玖珠郡以外の地域
宮崎県:宮崎市橘通西2丁目・3丁目、上野町と中央通の一部
鹿児島県
鹿児島市甲突町8番区域
沖縄県
那覇市辻2丁目10番~22番、24番・25番を除く区域と名護市、うるま市、沖縄市、宜野湾市、浦添市、豊見城市、南城市、糸満市、宮古島市、石垣市、国頭郡、中頭郡、島尻郡、宮古郡、八重山郡以外の地域
中国 [編集]
中国でも売春は違法であるが、「洗浴中心」という店名で類似のサービスを行うものが見られる[5]。
北京
ハルピン
河南
上海
一般的な個室内の様子
ソファーや鏡台などが置いてあるスペースにベッド(マッサージ台)が置いてある。そのとなりに洗い場と浴槽があり、マットが置いてあることが多い。スペースの関係でマットを壁に立てかけて置いてある場合も多い。かつては個室付き特殊浴場であるため必ずサウナ設備(ボックス)が置いてあったが、現在では設置されていない店も見られる。また、都道府県条例の規定により部屋を密閉できないよう、ドアに大きなのぞき窓(ガラスや柵など、遮断するようなものは付けていない)をつけたり、ドア自体がなくカーテンで仕切るところもある。
一般的なシステム
好みのソープ嬢がいる場合は指名することもできる。以前入って気にいったソープ嬢を指名する「本指名」と、店頭や雑誌・ネットで写真を見て指名する「写真指名」「雑誌指名」がある。指名をしないで店に任せることは「フリー」と呼ばれる。当然本指名の多いソープ嬢は店も大切に扱う。
受付で入浴料(部屋の使用料という名目で、これが店の収入になる)を払うとホテルのロビーのような待合室に通される。本指名でない場合は、ここで出勤中のソープ嬢の写真をみて選ぶこともできる。少し待った後ソープ嬢と対面し、その女性が部屋に案内する。お互い服を脱ぎ、いわゆるスケベ椅子に座って全裸の女性に体を洗ってもらう(いす洗い)。風呂に入り、潜望鏡なるサービスなどを受け、その後泡踊りといわれるエアマット上のサービスを受ける(ボディ洗い)。その際性交を行う場合もある。休憩を挟んだ後、ベッドに移って性交を行う。時間が来るとサービスは終了。ソープ嬢にサービス料を支払う。ただし、後述のランク別のサービスと料金にあるように、店のランクや店ごとのスタイルによって、行われる行為の内容・手順及び支払う料金は異なってくる。サービス料はソープ嬢の(性的な)サービスに対する対価で、入浴料のだいたい2~3倍であるが、これはソープ嬢と客の自由意思の範疇で行われているということになっている。部屋を出る前にソープ嬢から自分の出勤日などを記入した名刺をもらうことが多い。
その他 [編集]
もともとソープ嬢はプロ意識・職人気質が強く、以前はサービス中にキスをしない者が多かった。これは「体を売っても、心までは売らない」という意志を象徴していた。しかし、1980年代の新宿で恋人風のサービスが始まり、近年では普通にサービスの一環として行われるようになった。
入浴料1万円、サービス料2万円の場合、俗にワンツーの店などと言うこともある。サービスはあくまで男女間の合意に基づくという建前のため、ソープを紹介する雑誌などには入浴料までしか表示していない場合も多い、またサービス料を含めた全料金を受付等で支払う総額制のソープランドも多く見られる。
ソープ嬢が嫌がらなければ、追加料金を支払って、ソープ嬢2人や3人にサービスを受ける店もある。
「駅前ソープ」というものがある。ソープの集中する地域以外の駅前にある店で、「本番」行為はなくファッションヘルス同様なサービスを受けられる、総額料金1万円前後が多い。
用語は下記の「ソープランドに関する語」を参照
ランク別のサービスと料金 [編集]
料金は店の格式によって多様で、サービス内容も異なる。一般に、高級店・大衆店(中級店)・格安店に分類されることが多い。値段の違いは、接客時間、女性の質、店舗の雰囲気のほか、仕事的な感じを与えないかどうかの違いがある。
高級店
店内は高級クラブを思わせる造りと雰囲気で、ソープ嬢も美貌とスタイルとテクニック、高度な接客態度を兼ね備えていることが多い。ベテランが多く在籍し、アワ踊り、潜望鏡やその他個々のソープ嬢の持っている技術で、ソープランドの技を堪能させてくれるタイプの店や、ベテランと若い女性を両方用意している店もある。店の方針によっては、言葉遣いなどの応対や、接客技術にも一定の水準が求められるため、若い女性だとなかなか勤まらない場合も多く、必ずしも若い女性ばかりとは限らない。接客時間も120分以上と長い。料金は総額60,000円以上。
ほとんどの高級店は、待合室の入り口と待合室から個室へ向かうために出る場所は異なり他の客との鉢合わせを避けている。
対面後、すぐに身体の接触が始まり、入室後は時間を置かずに女性が男性の洋服を脱がせ、フェラチオを行う、いわゆる即尺・即ベッド(即即)サービスが売り物になっていることが多い。店のスタイルまたはソープ嬢の接客スタイルとして、どの程度まで身体接触を行うかの差はあるが、個室に入室する前に身体接触を行うこともある。地域によっては、コンドームを使わないことが高級店の暗黙の前提となっている場合も多いが、一般的な条件とはなっていない。(サービスの例:即即で 1回、マットで1回、ベッドで1回)さらに、店やソープ嬢によっては、即アナルなめを行うところもある。一通りサービスが終わった人は、待合室とは別の部屋、いわゆる上がり部屋に通されることになる。
大衆店(中級店)
接客時間は 90分前後であり、料金は総額30,000~40,000円前後。ソープ嬢の質は中~上程度。接客開始場所は個室の中で始まることがほとんどである。中級店クラスだと即尺・即ベッド(即即)サービスは行っていないことが多く、このため、入室後に身体の接触が始まる時間も高級店ほど早くないことが多い。コンドームの使用を義務付ける店が多く、本番は 2回可能なことが多い。(先述の「ワンツーの店」は、かつては高級店の代名詞だったが、1990年代頃から高級店が増加したため、現在では大衆店の代名詞となっている。)中には中級店であってもコンドームの使用をソープ嬢の自由にすることで、事実上、コンドームを使用しないで接客できるソープ嬢が在籍しているのを一つの売りにしている店もある。
格安店
接客時間は45~60分程度と短く、総額が20,000円前後である。比較的安い分、ソープ嬢の容姿が劣っていたり、年齢が高めだったりするが、店によっては、ファッションヘルス並みに高い回転率のために、稼ぎを重視した若くて美しい子がいる場合もある。
昨今の不況により、高級店では指名数が取りにくくなったコンパニオンが、薄利多売で大衆店等に移る現象もみられる。また、大衆店や格安店であっても、他店と差をつけるために接客時間を長めに設定している店もある。
ソープ嬢
ソープランドで接客を行う女性を、ソープ嬢、コンパニオンや泡姫、姫という(かつてはトルコ嬢と呼んだ)。特に募集広告では、例外なくコンパニオンと表記される。ソープ嬢は20歳以上に限るとしている地域がほとんどだが(北海道など一部地域で18歳以上)、児童福祉法の規定により、ファッションヘルスなども含め、風俗店には18歳未満の者を雇用することはできない。経験の少ない新人ソープ嬢は、店長あるいはベテランソープ嬢などに講習を受け、性的サービスや接客の技術などを教わる。なお、ソープ店で「新人」と称している場合は、必ずしもソープで働くのが初めてという意味ではなく、他店でベテランであっても店を替わった際には新人扱いとなる。また、接客の傾向はその地域によってもばらつきがあり、素人らしさが売りになる地域と、技術的なことが売りになる地域とがある。本指名の多さ=リピーターの多さはソープ嬢の実力を示すことになり、店での待遇もよくなる。
ソープ嬢が働く理由は、高収入(募集広告では「日給35,000円以上」と表記される)を得るためであり、中にはいわゆる「バツイチ・子持ち」の者や借金を抱えている者・生活が苦しい者・事業資金を短期間に得たいと考えている者などもいる。かつては、ソープに勤めるには重大な決意が必要で、その代わりいったん仕事に就いてからは、男性を喜ばせるプロとして強い意識を持つ女性も見られたが、近年ではアルバイト感覚に近い女性も増えているという。肉体的・精神的に負担の多い仕事であるため短期間でやめる女性も多いが、一度仕事に慣れると他の収入の低い仕事が馬鹿らしく感じられ、やめても再び仕事に戻り、ソープランドから中々抜けられなくなるケースもあるといわれている。
勤務形態は、かつては二日連続で出勤して一日休むという「二勤一休」を取ることが多かったが、現在ではソープ嬢の私的な都合や常連客の予約に合わせた様々な勤務体制を取っている。なお、休みは「公休日」と呼ばれている。
ソープ嬢は自分の割り当てられた個室の管理をある程度任されており、一般に店内でのリネン・ローション・ドリンク類・コンドーム・タバコ等は本人負担である。なお、指名のノルマや遅刻・無断欠勤に対しては罰金を取るなど、厳しく管理している店もある。
男性従業員
ソープランドで裏方的に働く男性として、店長、マネージャー、ボーイなどがいる。マネージャーは男女従業員の勤務状況を管理する。掃除や消耗品の準備、雑用などはボーイが行う。また、地域によっては店の前での呼び込みも行うこともある。ボーイはマネージャーやソープ嬢から言いつけられる様々な用事を黙々とこなさなければならず、勤務時間が長く、休憩時間や休暇も中々取れないなど過酷な労働条件の店も多いようである。男性従業員がソープ嬢と交際することは「ご法度」とされている。
ソープランドをテーマにした作品 [編集]
モモ子シリーズ
竹下景子主演のテレビドラマ(1982年-1997年)。市川森一脚本。ソープ(当初はトルコ風呂)が初めてお茶の間に登場した作品とも言われている。
『片翼だけの天使』(生島治郎)
韓国籍のソープ嬢と結婚した小説家を描く自伝的小説。秋野暢子主演で映画化(R指定適用)もされた。
『トルコ嬢シルビアの華麗な推理』(都筑道夫)
短編推理小説の連作。のちに『泡姫シルビア-』と改題。
『トルコ拷問』シリーズ
成人映画。1979~83?年製作、ミリオンフィルム・青年群像配給。
『怪猫トルコ風呂』
東映製作の成人映画。情夫に殺されたソープ嬢が化け猫となって復讐する。
『特捜最前線』 #355「トルコ嬢のしあわせ芝居!」
『SOAPのMOKOちゃん』(久寿川なるお)
ソープ嬢を主人公とした漫画。ヤングチャンピオン連載。アニメ化もされた。続編は『MOKOにおまかせ』。Vシネマ化された。
映画「の・ようなもの」
伊藤克信の主演デビュー作。売れない新人落語家役の伊藤がトルコ嬢役の秋吉久美子に一目惚れする。
小説『嫌われ松子の一生』(山田宗樹)
教師をしていた松子が男に捨てられた後、福岡の中洲でソープ嬢(トルコ嬢)として働く。松子役を中谷美紀で映画化・内山理名で連続テレビドラマ化もされた。
映画「刑事物語」
違法営業をしているトルコ風呂を一斉検挙するも、耳の不自由なトルコ嬢を不憫に思った主人公の片山刑事(武田鉄矢)が面倒を見ることになる。
映画『幻の湖』(橋本忍)
雄琴で働くソープ嬢が主人公の物語。
電気グルーヴ 「Shangri-La」の PV
ソープランドに纏わる事件
ソープランドは犯罪の巣窟ではないかと考える向きもあるが、客が実際に(売買春以外の)犯罪に巻き込まれることは少ない(1970年代の千葉・栄町の共和聯盟と大草一家の抗争は数少ない事件)。時として意外な事件が起こることもある。
演歌歌手が再デビューの邪魔になると考え、トルコ嬢の愛人を殺害した克美茂愛人絞殺事件(1976年)
宮内庁の東宮侍従が昼休みに遊びに行き、腹上死した事件(1984年)
高校教師が元教え子をソープで働かせ、貢がせたあげくに殺害した事件(1986年)
客が個室内でソープ嬢の首を絞めて殺した事件。犯人は他の店をクビになったボーイであった。(2003年)
ソープランドに関係する用語 [編集]
基本用語 [編集]
ソープ嬢
ソープランドで男性に性的サービスする女性従業員のこと。泡姫とも呼ばれる。公には一般的な女性接客係を意味するコンパニオンと呼ぶ。
ボーイ
店内の男性一般従業員を指す。水商売では黒服と呼ばれる。主に来店前後の接客応対や、部屋の片付けの手伝い、注文への応対、送迎車の運転等をする。稀に案内役や電話受付等でコンパニオンではない女性従業員を採用している店も存在する。店によって異なるが、入店年数や経験で昇格して肩書きが変わる。肩書きなし→主任→マネージャー→店長/支配人/部長等。
新入りのボーイは送迎車の運転や閉店後の掃除や備品補充等のコンパニオンと関わらない仕事から与えられ、徐々に入口の立番や個室のセットの手伝いや注文対応を任されるようになる。
ボーイは、入店時経済的に困窮しているケースや、住む場所がなく寮目的に転職を希望する者が多く、ほとんどの店ではボーイ用の寮を店の近辺に用意している。また、自らの名義で住居を借りなくてもよいため、借金等で失踪中を理由に入寮を前提にソープランド勤務を希望するボーイもいる。
フロント
どの店にも大なり小なり必ずフロントが存在する。ほとんどの店ではフロントには馴染み客を覚えている経験年数がある者しか座らせない。フロント担当は電話応対、予約管理、付け回し、会計、個室からのオーダー電話やチケットとリストの管理、コンパニオンの雑費の精算等をこなす。来店時にフロントに立ち寄らせて入浴料の会計をする店もあれば、いったん待合室に案内されてからボーイが待合室で入浴料の会計をする店とがある。
リスト
出勤・接客管理や予約を管理する紙、又は付け回し担当を指す。リストの紙は主に部屋毎の時間割タイプとコンパニオン毎の時間割タイプとあり、両方を採用している店が多い。チケットとリストの時間は同じである。コンパニオンが接客準備が完了し、フロントに来て時間が記される時から入浴時間がスタートすることが多く、個室に入ってからのカウントではないので、混雑時に案内が重なると時間が短くなるケースもあるので注意されたい。個室までの案内途中にトイレに入ると、トイレが終わるまで次の案内が出来なくなるので、案内前にトイレを済ませておくようにボーイが促す店が多い。
チケット
チケットとは、お客の名前や会員番号と指名種別、割引有無やコースや上がり時間を書いてあり、コンパニオンが利用する紙を指す。1回の接客で1枚の店と、1日で1枚の店があるが、チケットを使わない店もある。1日1枚で使用しているチケットは1回毎にフロントに戻し、1回1枚のチケットは精算時にフロントに返す。フリーや店内写真指名は黒字で指名は赤字で書かれていることが多い。チケットはバックやポーチ等の中に入れ、客の目に触れないように扱う。
インターホン(インター、コールとも呼ぶ)
フロントと個室や控え室を結ぶ直通電話。仕事のお知らせ、接客終了の連絡、個室からのオーダー注文、トイレ等も含め他の客やコンパニオンとバッティングしないように個室の出入り許可をフロントに得る等で利用する。また、個室内でトラブルがあった際もまずインターでフロントに連絡する。受話器を上げるだけで繋がるタイプが多い。入浴時間がオーバーした際はフロントからインターホンを鳴らされるが、5分前に一度鳴らす等のルールがある店もある。
時計合わせ
個室とフロントの時刻を一致させるため、ほとんどの店では営業開始時や、コンパニオン入れ替え時にインターホンでフロントに問合せて時計あわせを行う。(繁盛店は案内が重複しやすく時間ロスが発生しやすいため)コンパニオンによっては次の予約客の案内時間が押さないように、自主的に数分進めたりする場合もある。フロントの時計が必ずしも時報の時刻と一致しているとは限らないので、個室の時計もこれに準じることになる。
部屋持ち
指名の多いコンパニオンに専用の固定の部屋を充てること。高級店の場合、月収も数百万円を超える場合もあり、当然指名も取りにくい。大衆・格安店でも部屋持ちのソープ嬢を置く場合もある。コンパニオンの意向での部屋内の備品常設や飾り付けが許される。
上がる
女性がソープ業界から離れること。一度やめても戻ってくる(「下がる」)女性が多いといわれる。その日の仕事が終わることも上がると言うことがあるが、これはソープランド業界に限った言い方ではない。
また、客が入浴が終わることを「上がり」と呼ぶので、入浴後に男性従業員が最初にかける言葉は「お上がりなさいませ」となる。
飛ぶ
コンパニオンや男性従業員が辞めることを店に連絡せずに、店を辞めること。
お茶をひく
女性が客がなかなかつかずに時間を持て余している状態。江戸時代の吉原では、客のいない暇な時間に実際にお茶を挽いていたとされる[6]。
現代では客が付かずに勤務時間が終わることを指す。
ラスト
主に店全体での最終受付時間を指す。店毎の入浴時間によってラスト案内の時間が異なる。地域によって24時の閉店と客出しを徹底している地域と、地域によって24時過ぎまで受付をしている店があり、24時以降の表記を曖昧にするためにラストと表記する店もある。
日の出
風営法で、深夜の営業を制限されているため、日の出から営業する店も多い。毎日違う日の出の時間を厳密に守る店もあれば、通年午前5時や午前6時を暫定の日の出として開店する店もある。夏期は日の出が午前4時過ぎで、冬期の日の出は午前7時過ぎになる関係も有り、それにかかる曖昧な時間として表記上だけは日の出と表記している店も多い。
入会金
入会金には2つの形態が有り、一つは会員権のように、優先予約権や割引価格で利用出来る権利がある任意会員の入会金で、入会しなくても入店は可能。もう一つは初回来店者に必ず課している入会金とがある。金津園では前者のシステムを採用しているタイプの店が多い。
会員制
スナックの扉に貼ってある会員制と同じ意味で、店のイメージを良くしたいという願望から表記されていることが多く、多くは広告を出したり一見客歓迎している店なので意味がない場合がほとんどであるが、熊本にある老舗店等、会員の紹介がないと入浴出来ない一見客お断りの店も極僅かに存在する。
通常、入会金がない会員制の店では、一度でも入っていれば会員扱いとなり、非会員客と区別する何らかの待遇サービスや、同じ会員制度でも来店頻度がより多い常連客を対象にVIP会員制度を設け、特別な割引やより多くの情報提供サービスを行っている店も存在する。
インターネット上のみの会員制度を設けていて、店に来たことがない客にもメールアドレス等の登録だけで会員用ページの閲覧サービスを提供している店も存在する。実来店の会員とネット会員2つの制度がある店では、同じ会員でも別の扱いで、予約可能時間等待遇に差がある場合が多い。
入浴料
入店時にフロント等で男性従業員に支払う、風呂に入るための料金。必ず別途サービス料が請求される。
サービス料
入浴料とは別に個室でコンパニオンに直接支払う料金。しかし、コンパニオンから店へ雑費やフリー紹介料等何らかの形で店側に支払うシステムになっており、サービス料が全額コンパニオンの収入になる訳ではない。入浴料の支払い時に一緒にサービス料を支払う店も存在する。
総額
ソープランドでの客が払う総額の料金、入浴料とサービス料と指名料がその内訳。入浴料や指名料が無料や割引になっている場合や、時間帯ごとに変わる店もある。入浴料に別途消費税が発生する店もあるので、事前に電話等での問い合わせをすることが望ましい。
入浴料無料
来店客を増やすために店が行うシステムの一つ。入浴料は無料でもコンパニオンへのサービス料は必ず発生する。早朝や早い時間帯に行っているケースもあるが、終日入浴料無料をうたっている店も存在する。入浴料に相当する金額をコンパニオンへのサービス料からの負担で賄われるので、サービス料が全額コンパニオンの報酬となる訳ではない。
割引
割引を設定している店では、割引分を店が負担している場合と、コンパニオンが負担している場合とがある。
本指名
一度接客されたコンパニオンを再度指名すること。「裏を返す」や「リピート指名」とも言われる。同じ指名でも割引での入浴や写真やパネルでの再指名は本指名とならないシステムの店が大半である。ほぼ全ての店舗はコンパニオンへ本指名でのリピート来店顧客を増やすよう指導しており、本指名が多いコンパニオンは店からも優遇される傾向にあるが、本指名が少ないコンパニオンは退店を余儀なくされる場合もあるので、コンパニオンは本指名を増やすために接客に励んでいるのが現実である。本指名の場合は、コンパニオンへ報酬を出している店もある。店内略語は本指(ほんし)。
店のシステムによっては、コンパニオンへの指名を本指名とする条件に電話予約や以前入浴した際のコンパニオンの名刺の提示を求めるシステムの店も存在する。
フリー
本来、接客するコンパニオンを店にお任せする意味であったが、競争の激化で来店後の写真やパネルでの指名もフリーとなる店が大半になった。店が客を紹介しているという建前で、コンパニオンへのサービス料から店に報酬を支払うシステムを採用している店も大半であり、総額が高くなる程本指名とフリーでコンパニオンの報酬の価格差が広がる傾向である。
フリーでも来店時刻での予約は可能である。初来店の客は一切指名が出来ないシステムの店も存在する。
写真フリー・店内パネル指名
店舗に来店してから店が準備してある写真等でコンパニオンを指名すること。サービス競争の激化から、フリーでも写真で選べるようになった経緯上、他の風俗とは違い、客側からは店内で写真指名しても、指名とは言えずにフリー扱いとなる店がほとんどである。本指名やネット指名とは異なるのでコンパニオンの指名ポイントにもならず、バックも上がらないシステムが一般的である。一度接客したコンパニオンに写真フリーやパネル指名で入浴する場合は、入浴するまでの間に店に一度接客経験がある旨を伝えないとほとんどの店舗がフリー同様となり、コンパニオンの指名ポイントとならず、本指名と比較して報酬も減るシステムの場合が多いので注意されたい。
また、時間帯や混雑状況によっては写真が1枚しか紹介されず、実質選択不可の状況もあるので、要望がある場合は事前に問い合わせの上で指名するのが望ましい。
インターネット指名・雑誌指名・P指名
インターネットや雑誌でのコンパニオン紹介を見て予約で指名すること。ほとんどのケースが初対面であるため、写真フリー同様にコンパニオンの指名ポイントとならず、本指名より報酬も減るシステムの場合もある。
アルバム
入浴後の客を対象に、他の在籍女性を紹介するアルバムを用意している店も存在する。雑誌やインターネット上では顔写真を出していないコンパニオンもアルバムでは顔を確認出来る写真を掲載していることがほとんどである。フリーやパネルの顔写真見せと違う点は、出勤していないコンパニオンも確認出来るメリットがある点である。インターネットや雑誌等にコンパニオン情報を出していない店では、店内のアルバム以外から在籍コンパニオンの情報を得ることが出来ない仕組みの秘密主義の店も存在し、このような形式は老舗の有名店が多い。
指名ランキング
通常は本指名の数の多い順のランキングであるが、ロングコースでもショートコースでも同じ数(客数のみ)で計算したり、逆にポイント制を設けて120分コースでは3P、60分コースでは1P等、時間換算以上のポイント制を与えたりする計算の店や、本指名とネット指名数の総合でランキングを決めている店や、指名数ではなくネットのアクセスランキングを基に作成していたり、店によっては本指名率でのランキングの場合もあったり等、店によって色々なカウント方法と順位付けシステムがある。
本指名数ランキング上位のコンパニオンでも、一部の顧客による貸し切り状態も考えられるため、純粋にリピート本指名顧客数の多いコンパニオンであるかはランキング上では分からない。
指名ノルマ
コンパニオン同士を競争させるために、指名ノルマを課す店も多い。目標をクリアするとボーナスがあったり手取りが上がる店や、逆にノルマ以下だと手取りが下げられる店と同じノルマと言えども色々違う。
指名ノルマは指名ランキング同様に、店によって異なる色々なカウント方式であり、本指名だけのノルマの場合と、ネット指名も含めたノルマである場合がある。
切り返し
コンパニオンと対面してから行う延長のこと。店によっては延長用の時間設定と料金が別途ある場合もある。フリーでも切り返しでダブル以上にした場合、2枠目以降はコンパニオンへの本指名となる。
手取り(バック)
雑費を引く前の段階のコンパニオンの取り分に当たる金額。客が払うサービス料と一致しないことが多い。時間帯で手取りが違う店も存在する。客が払う総額が同額でも関東圏と関西圏では、関東圏の方がバック率が高い店が多いとされている。指名とフリーで手取りに差がついている店は多く、フリー扱いの手取りは当然低く設定されている。ノルマをクリアして指名バックが付いてやっとサービス料と同程度と考える方が望ましい。指名ノルマを課して手取り金額が上下する店は、同じ時間の接客でもバックに6段階(本指名・ネット指名・フリー又は本指名・フリー・案内所フリーで各ノルマ達成度で上下)も差があるケースも存在する。本指名特別バックが高い店は写真フリーや案内所フリー客の手取りがサービス料より下がる店が多い。また、スカウトの紹介で入店した場合も、関東圏ではスカウトへの報酬分はコンパニオンの自己負担になるケースが多くあり、紹介所マージンや割引分がコンパニオン自己負担の店で、フリーの手取りからスカウト報酬や雑費等を払うと、最終的に総額の3割程度の収入になる酷いケースもある。スカウトにソープランドの紹介をしてもらう場合は十分注意が必要である。
雑費
コンパニオンが使う店内の消耗品等の代金を店に払うこと。雑費が存在しない店は稀である。フリー扱いの客が多く付くと雑費が増える店もある。
付いた客数で雑費が決まる場合と、1回出勤分で雑費が決まる場合があり、1客分100円〜1日最大30000円以上まで様々ある。
別の見方をすると、名目上コンパニオンが消耗品やタオル代を負担することになっていても、ほとんどの店では入浴料だけで消耗品の経費として十分賄える額でありながら、コンパニオンから徴収する雑費等(店で呼び方が違うため)負担額の設定が、実際に消費した消耗品より高額であり、雑費は多くの店の(客が払う入浴料以外での)収入源となっている。
税金
店がコンパニオンから徴収する雑費の一種のような位置付け。サラリーマンや自営業者の所得税や源泉徴収とは全く別物である。地域によっては組合や自治体に納める費用であったり、客の入浴料分の消費税をコンパニオンに負担させる店もあるが、そのような取り決めのない地域の店の場合は単なる店の収入源となっている場合も多くある。店によってはコンパニオンの手取りから雑費を引いた手取りから店で税金という名目で10%分をさらに徴収する店も存在し、コンパニオンがこれで所得税を納めていると勘違いしているケースも多く存在する。
ボーナス
ソープランドの男子従業員(ボーイ)は、盆暮れのボーナスや賞与の制度がなかったことから、コンパニオンがボーイ達を労う目的でコンパニオン達から自主的にボーナスを与えていた習わしが、時代とともに自主的〜強制となり、金額も店が主導で定められるように変化していった。コンパニオンの出勤日数や稼ぎの金額は関係なく一律であることが多い。
店主導の強制徴収となってしまった近年では雑費同様に店の収入源となるだけで、全額がボーイの手に渡ることは稀である。店によっては罰金や雑費や税金同様に売り上げに計上せず、裏金の資金源や脱税の温床となっている。
徴収方法は年2回程に分かれている場合と、コンパニオンの出入りが頻繁な店は毎月徴収となっている場合がある。毎月徴収の場合は5000円〜3万円程度。年2回徴収の店で1回10万等高額な強制徴収をしている場合もある。高級店程ボーナスが高くなる傾向がある。ボーナスがない店は他の税金や雑費の項目で負担を高く設定している店が多い。
ボーナスという呼称を使わず、共済費・お茶代と称して徴収するお店も存在する。
まともな会社組織で運営している一部の店で、入浴料等の店の売り上げからボーイにボーナスを支給しているケースも僅かながら存在する。
大入り
店の売り上げが一定目標以上に達した場合、店の経営者から従業員に大入りが出る店もある。
確認電話
予約時に、指名かどうかに関わらず来店意思を確認するために店が指定した時間までに客に意思連絡をさせるシステムのこと。システムによっては数回必要になる場合もある。確認電話を決められた時間までにしなかった場合キャンセル扱いとされ、他に入浴を希望している客が優先される。
また、コンパニオンが出勤前日に出勤意志を店に連絡する電話も確認電話(出勤確認電話)と呼ばれ、出勤確認電話は客の前日確認電話より前にする決まりになっている店が多く、客が予約確認電話を入れた時点で出勤確認電話のなかったコンパニオンの予約は、出勤の意志がない説明の上で破棄されるシステムになっている。
送迎車
駅から離れた場所にある店舗は、駅からの往復を無料サービスする送迎車を持っている場合がある。送迎車として高級外車や高級車を使う店が多く、店外でのサービス競争のひとつとなっている。送迎車待ち合わせ場所は、店への最短出口や最寄り駅でない場合もある。送迎車を使う際は予約時に店に希望する必要がある。
姫予約
店がコンパニオンの予約を開始する前に、コンパニオン自身が予め客の予約を取り次いで店に予約を入れること。コンパニオン自身が客を選ぶことが出来る唯一の方法である。店によってはコンパニオンとの連絡先交換を禁止しているため、そのような店では一般的に姫予約が出来ない。
出禁(できん)
出入り禁止のこと。客がソープ嬢や店に迷惑をかけた場合には、入店禁止措置(店舗からの半永久的なパージ)が取られる場合がある。例えば結婚を迫ったりストーカー行為をした場合などである。店の禁止事項を守れない客、店の客として相応しくない客、コンパニオンが接客するのが苦痛だとクレームが出た客は出入り禁止となる。店単位での出入り禁止と、コンパニオン単位の出入り禁止が存在する。
アンケート
コンパニオンの接客内容に関して、男性従業員が客に満足度等をリサーチすること。アンケートの内容次第でコンパニオンが指導されるケースもある。アンケートはコンパニオンが希望すると閲覧が可能であるのが一般的である。恒常的な定期的なアンケートのほかに、その店での初出勤の場合や入店後日の浅いケースでは、店によるフォローの一環として男性従業員が客に聞き取り調査することもある。
振替
事前にコンパニオン指名予約をしているにも関わらず、客を来店させてから店の勝手な都合で他のコンパニオンでの入浴を強引に勧められること。元々出勤していないコンパニオンで来店予約を受ける場合のケースと、出勤中のコンパニオンの予約をダブルブッキングで受けてのケースと、店側の優遇しているコンパニオンに振替されるケースがある。
稀に来店後にコンパニオンの体調等の原因で急な欠勤や早退等で、店の意向でフリー扱いとし、他のコンパニオンを紹介されるケースもあるが、客からのキャンセルは悪質店ではない限り可能であるので振替とは言い難い。
外出
裏メニュー扱いで、本指名のトリプル(3枠分又は5時間以上が多い)以上でコンパニオンと外出を許可している店もある。基本的にコンパニオンが外出用の服装を準備する必要があるために事前予約が必要であり、決められた時間までに店に戻らなくてはいけない。コンパニオンが拒否した場合は外出が出来ない。外出しても店に戻ってきて店内で残り時間を過ごすことも可能である。店によっては外出前に行動範囲を制限したり、身分証明を求めるのが一般的である。
保健所
公衆浴場として定期的に保健所が査察に入る。自治体の条例や各保健所の指導方針でも異なるが、保健所の検査項目は、水質、個室内照明の照度、個室内の施設や衛生状態、遮蔽等の違反の有無等がある。従業員の性病等の検査に関しては保健所が指導しているとの誤解が生じているが、実際保健所の観点では個室内の性的サービスは行っていないという建前であるので、条例等で定められている地域を除き、店を通しての性病管理は行っていない。あくまでも浴場としての営業をする上での管理を中心に行っている。
基本的に避妊具等性的サービスを連想させる物は個室内にないことになっているので、査察で見つかった際には店には厳重注意や始末書、営業停止等の処分が下るのが一般的である。エアーマットが保健所的に御法度な地域の場合も、査察の際にはエアーマットがないことになっている状態にする。吉原地域の場合、抜き打ち検査と一斉検査が有りブロック単位で行われ、営業時間中に来ること